この夏の台風で、庭木の大枝が折れて屋根を直撃したため、瓦が5〜6枚破損してしまいました。自分で直す予定ですが、修理する時に注意しなければならない所を教えて下さい。 | |
お気持ちは分からないではありませんが、屋根の工事は、たとえ瓦4〜5枚程度の修理でも、素人にできるほど簡単なものではありません。厳格に言ってしまうと、国家資格(かわらぶき技能士・厚生労働省、瓦屋根工事技師・国土交通省)の必要な高度な技術を必要とする仕事です。第一、おっかなびっくり屋根に上ったとして、何かの拍子で滑落して大ケガを負ったりしたら、元も子もありません。ハシゴを掛ける樋カバーもなく、瓦屋根の上の歩き方も知らないまま動き回ったりすれば、5〜6枚で済むはずの瓦が、踏み割れなどによってかえって数が増えたり、瓦がズレて収拾がつかなくなったりします。 プロにはプロしかできない、素人では踏み越えることのできない世界があります。専門の工事業者にまかせるのが、結局おトクで安上がり、きれいに仕上げる一番の安全策です。 |