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和瓦・洋瓦など屋根瓦(防災瓦・軽量瓦)。地震・台風に強い三州瓦の紹介。

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ガイドライン工法
築13年の家のカラー鋼板の家に住んでいます。これまで4年に1回程度塗り替えて来ましたが、その都度の出費も馬鹿にならないので、思い切って瓦屋根に全面リフォームを考えています。
この際、台風や地震に強いといわれるガイドライン工法でお願いしたいのですが、工事費は別にとられるのですか。また金属屋根から、瓦屋根へのリフォームは簡単に出来るのですか?
金属屋根から瓦屋根のリフォームには、基本的に問題はありませんが、建築構造のチェックが必要となりますので、建てられた工務店等にご相談下さい。また、屋根が傷んでいる場合は、瓦をのせる野地板や屋根を支える構造材(たる木・もや・つか)が、長い間の雨水によって傷ついている場合が多いので、金属屋根の交換に加え、そうした工事も必要になりますので、「瓦屋根診断技士」など、専門の技術者に見てもらうことが大切です。工事代金も、そうした内容によって違って来ますので、信頼できる工事業者を選びましょう。

また金属屋根などの場合には、葺き替えに必要な屋根の勾配がない場合がありますので、専門家と相談して下さい。「大丈夫、何の問題もない」などといって契約を急ぐようなリフォーム業者だけは避けてください。

「瓦屋根診断技士」は、内閣府所管の一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が、国家資格の「かわらぶき技能士」と「瓦屋根工事技士」の両資格を合わせ持つ、高い技術、技能を持つ工事技術者に与える資格ですから、わが国では、最も信頼できる屋根のプロフェッショナルな資格といえましょう。一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)の公式サイト[■HP]で探すことができますので、直接お尋ねください。

ガイドライン工法は、今回(平成11年)の建築基準法に基づき、台風や地震の時に、飛ばない、落ちない瓦を目指した業界全体の努力目標ともいうべき標準工法ですので、特別な別料金が設定されるものではありません。もちろん、従来工法よりも、人手や手間、コストがかかりますので、工事業者にとっては痛手ですが、一般の消費者の安全、安心のためには、企業努力によって何とか解決していこうという申し合わせがなされている所です。

また、工事料金というのは、地域によってかなり差のあるものです。悪質リフォーム業者による法外なリフォーム料金は別にして、同一地域では、それほど差がありませんので、できれば複数の工事業者から相見積をとって、業者を決めて下さい。 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは「リフォーム見積チェックサービス」[■HP]を行っていますので、こちらへ相談されるのも良いでしょう。

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