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作品名 | 瓦紡ぐ水景 |
受賞者名 | 谷口豪(神戸大学) |
コンセプト | 東日本大震災の被害を大きく受けた気仙沼市。
その住民が求めている10m以下の海と繋がる堤防。コンクリートがむき出しの冷たさを感じる堤防を瓦を用いてどこか懐かしい温かみのある風景に変える。
波を防ぐという機能のみに特化していた堤防を、瓦を用いて海と人、人と人を繋ぐ堤防へと生まれ変わらせる。震災復興における瓦が果たす新しい役割である。 |
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作品名 | ある港町の瓦碑 |
受賞者名 | 伊藤彩・小林尭礼 (千葉大学) |
コンセプト |
津波の到達ラインを示す瓦の大屋根、更にこの上に屋根をかける。これは震災で失われた連なる屋根をモチーフとし、誰もが共有できる屋根として創造。
かけがえのない大切な風景が、何にもまして、人々をひとつにすることを願う。 |
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作品名 | 記憶瓦 |
受賞者名 | 上野信幸・田中太雄 (京都工芸繊維大学) |
コンセプト |
震災の記憶を次の世代に伝える。記憶を留める要素として、津波の水面高さを塔の高さに用いる。差し込んでくる光の強さが変わり、静かに当時の記憶を語りかけてくる。
それは次に来たる震災のときには防災としての役割を果たすことで記憶を継承していく。 |
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審査委員 |
御名前 | 所属 | 推薦団体 |
森 暢郎 | 山下設計取締役会長 | 日本建築学会(副会長) |
栗生 明 | 栗生総合計画事務所:千葉大教授 | 日本建築家協会 |
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